jazz1年ちょい

にわかjazzファンの感想ブログ

EARFOOD

タイトル:EARFOOD

リーダー:ROY HARGROVE

楽器:Trumpet, Flugelhorn

購入日:2015年4月17日

収録曲:01 I'm Not So Sure

    02 Brown

    03 Strasbourg St. Denis

    04 Starmaker

    05 Joy Is Sorrow Unmasked

    06 The Stinger

    07 Rouge

    08 Mr. Clean

    09 Style

    10 Divine

    11 To Wisdom The Prize

    12 Speak Low

    13 Bring It On Home To Me

メンバー:Trumpet, Flugelhorn ROY HARGROVE

     Alto Sax, Flute JUSTIN ROBINSON

     Piano GERALD CLAYTON

     Bass DANTON BOLLER

     Drums MONTEZ COLEMAN

 

 少し思考を変えて、現在一線で活躍しているジャズメンを購入。ファンキーかつポップな曲調の演奏が多く、とっつきやすいアルバム。ノリのいい曲とスローテンポな控えめの曲が交互くらいに並ぶ。始まりからかっこいい1曲目、ノリのいい3曲目・6曲目、ダーティな雰囲気の8曲目、良い意味でジャズっぽい雰囲気の薄い11曲目・13曲目など、勢いで買ったくせにすごく満足の1枚。

 

にわか的好み度:★★★★★

 

 

Earfood

Earfood

 

 

BLUE TRAIN

タイトル:BLUE TRAIN

リーダー:JOHN COLTRANE

楽器:Tenor Sax

購入日:2015年4月17日

収録曲:01 Blue Train

    02 Moment's Notice

    03 Locomotion

    04 I'm Old Fashioned

    05 Lazy Bird

    06 Blue Train [Alternate Take 1]

    07 Blue Train [Alternate Take 2]

    08 Lazy Bird [Alternate Take]

メンバー:Trumpet LEE MORGAN

     Trombone CURTIS FULLER

     Tenor Sax JOHN COLTRANE

     Piano KENNY DREW

     Bass PAUL CHAMBERS

     Drums “PHILLY”JOE JONES

 

 リー・モーガンの名演アルバムという情報を耳にして、初のコルトレーン作品を購入。Jazz100年のロシアの子守歌があまりにも強烈すぎて少し敬遠気味だったコルトレーンだが、このアルバムは音数こそ確かに敷き詰められているが、これくらいなら落ち着いて味わえる。そして名演といわれるだけあって、モーガンも随所でらしいプレイが聴ける。しかしリーダーはコルトレーンなだけにモーガンのソロの出番は少なく、モーガンを聴くために買うとちょっと残念。

 

にわか的好み度:★★★★☆

 

 

Blue Train

Blue Train

 

 

SUPER NOVA

タイトル:SUPER NOVA

リーダー:WAYNE SHORTER

楽器:Soprano Sax

購入日:2015年4月10日

収録曲:01 Super Nova

    02 Sweet Pea

    03 Dindi

    04 Water Babies

    05 Capricorn

    06 More Than Human

メンバー:Soprano Sax  WAYNE SHORTER

     Electric Guitar, Acoustic Guitar JOHN MCLAUGHILN

     Electric Guitar SONNY SHARROCK

     Bass MIROSLAV VITOUS

     Drums, Percussion, African Tunmb Piano JACK DEJOHNETTE

     Percussion JACK DEJOHNETTE

     African Tunmb Piano JACK DEJOHNETTE

     Drums, Vibraphone, Percussion CHICK COREA

     Percussion AIRTO MOREIRA

     Vocal MARIA BOOKER

 

 いきなり1曲目の1音目から驚かされる。何の前触れもなくショーターがソプラノを吹きまくり、後半は激しいギター。おとなしい2曲目を挟んで、圧巻は3曲目。ロックチックなエレキギターから入り、曲が途切れたかと思えばボーカルの歌声、そしてショーターのソプラノ。トラックの時間見てないと、全く別の曲に聴こえる。今まで聴いたどのアルバムとも似ていない、独特のアルバム(1年ちょいしか聴いてないけど)。ソプラノ、ギター、そしてパーカションと、新しい世界観が表現されている。良くも悪くも「すごい」と思わせてくれたアルバム。

 

にわか的好み度:★★★☆☆

 

 

Super Nova

Super Nova

 

 

THE COOKER

タイトル:THE COOKER

リーダー:LEE MORGAN

楽器:Trumpet

購入日:2015年4月4日

収録曲:01 A Night In Tunisia

    02 Heavy Dipper

    03 Just One Of Those Things

    04 Lover Man

    05 New-Ma

    06 Just One Of Those Things

メンバー:Trumpet  LEE MORGAN

     Baritone Sax PEPPER ADAMS

     Piano BOBBY TIMMONS

     Bass PAUL CHAMBERS

     Drums “PHILLY” JOE JONES

 

 リー・モーガンでは2枚目、そしてにわか初のバリトン。第一印象としては、トランペットよりバリトンの存在感がすごい、いい意味で。バリトンのペッパー・アダムスをぶりぶり吹かせたあとのモーガンとの音の対比がまた良い。どちらかというと、楽曲の完成度や充実感より、モーガンとアダムスの高音と重低音の対比を楽しむことができるアルバム。ファンキーな曲あり(2曲目・3曲目・6曲目)、バリトンぶりぶりあり(5曲目)。全体的に駆け抜けるようなモーガンではなく、じっくりしっかり音を吹き込んでいる印象。

 

にわか的好み度:★★★★☆

 

 

Cooker

Cooker

 

 

THE CAT

タイトル:THE CAT

リーダー:JIMMY SMITH

楽器:Organ

購入日:2015年4月4日

収録曲:01 Theme From Joy House

    02 The Cat

    03 Basin Street Blues

    04 Main Title From The Carpetbagger

    05 Chicago Serenade

    06 St,Louis Blues

    07 Delon's Blues

    08 Blues In The Night

メンバー:Organ  JIMMY SMITH

     ほかオーケストラ

 

 オーケストラのメンバーはいっぱいいるため省略。Jazz100年で収録されていたので1曲目・2曲目は好きだったが、改めてこの順番で聴くとなおゾクゾクする。3曲目以降も、オーケストラの迫力、壮大感が満載で、なおかつジミー・スミスのオルガンソロも聴き応えがある。前回買った2枚のスミスアルバムもだし、福岡で聴いたオルガンライブもだが、ハモンドオルガンにはギターが合う(気がする)。

 

にわか的好み度:★★★★☆

 

 

The Cat

The Cat

 

 

FLIGHT TO JORDAN

タイトル:FLIGHT TO JORDAN

リーダー:DUKE JORDAN

楽器:Piano

購入日:2015年3月29日

収録曲:01 Flight To Jordan

    02 Star Brite

    03 Squawkin'

    04 Deacon Joe

    05 Split Quick

    06 Si-Joya

    07 Diamond Stud

    08 I Should Care

メンバー:Trumpet DIZZY REECE

     Tenor Sax STANLEY TURRENTINE

     Piano DUKE JORDAN

     Bass REGINALD WORKMAN

     Drums ART TAYLOR

 

 前回買ったデューク・ジョーダンのピアノトリオとはまた違う空気。タイトル曲の1曲目はノリがよくて好きな演奏の1つ。クインテットらしい奥行きのある曲と、ピアノメインのしっとりとした曲とのバランスも取れているアルバム。1曲目がすばらしすぎて見劣りする気がするけど、ノリが良くてジャジーな3曲目・5曲目・6曲目もいい演奏。こういうクインテットのトランペット・サックスに続いて入るピアノソロは、かっこよくて好き。なんやかんやで所持アルバムの登場回数の多いテナーのスタンリー・タレンタインは、続けて聴くと同じ人の演奏だとよくわかる。

 

にわか的好み度:★★★★☆

 

 

フライト・トゥ・ジョーダン+2

フライト・トゥ・ジョーダン+2

 

 

SPEAK NO EVIL

タイトル:SPEAK NO EVIL

リーダー:WAYNE SHORTER

楽器:Tenor Sax

購入日:2015年3月25日

収録曲:01 Witch Hunt

    02 Fee-Fi-Fo-Fum

    03 Dance Cadaverous

    04 Speak No Evil

    05 Infant Eyes

    06 Wild Flower

メンバー:Trumpet FREDDIE HUBBAD

     Tenor Sax WAYNE SHORTER

     Piano HERBIE HANCOCK

     Bass RON CARER

     Drums ELVIN JONES

 

 ジャズメッセンジャーズなどでがんがん聴いたウェイン・ショーターのリーダー作を初購入。まずアルバム全体を通して、ジャスメッセンジャーズの印象とは全く違う。ジャズメッセンジャーズはわかりやすいノリと激しさがある(気がする)が、このアルバムはひとクセもふたクセもある(気がする)。2曲目・3曲目・5曲目あたりがそうで、曲全体に妖しげな空気が醸し出されている。ショーターのテナーは、やはり聴いた瞬間にそれとわかる音色で、そういう意味ではショーターらしいアルバムとも言える。ハンコックのピアノも、妖しいさらに空気を引き立てていて良い感じ。1曲目とかはハーバードの力強いトランペットもあって好き。さらっと聴くとよくわからないアルバムだけど、じっくり注意して聴くと、聴き所が見えてくる(気がする)。

 

にわか的好み度:★★★☆☆

 

 

Speak No Evil

Speak No Evil